翻訳のメジャーな分野を、ひとつひとつ解説しましょう。
出版翻訳は出版翻訳は文字通り、外国の書籍を日本で出版するために行う翻訳である。
非常に幅広いジャンルがあるが、このうち純文学については、専業の翻訳家だけでなく、外国文学の研究者や作家が手掛けることも少なくない。
純文学では、時代背景や文学全般に対する深い理解や専門性が求められるためである。
そこで、純文学以外の文芸作品が、一般の出版翻訳家の主な活躍の場となる。
文芸翻訳とも呼ばれ、小説、絵本から雑誌、ビジネス書まで、あらゆる出版物を翻訳する。
翻訳者の技術だけでなく、スラングや流行語、比喩、シャレなども広く理解していなければなりません。
「産業翻訳」「ビジネス翻訳」「技術翻訳」などとも呼ばれる実務翻訳は、海外との情報交換を行うために、産業界で必要とされる翻訳である。
経済や産業構造の国際化が進む中、海外との文書のやりとりは、あらゆる業種、あらゆる業務レベルで増えている。
一般的なビジネスレターはもちろん、会社案内、製品カタログ、マニュアル、仕様書、研究成果のレポート、特許関係の文書、内外政府に提出する書類、年次報告書、企画書、契約書、パンフレットなどもその一端だ。
実務翻訳は翻訳業界全体の仕事量の約90%を占めると言われています。
多くの方が翻訳の世界にあこがれて入ってきますが、多くはこの放送・映像翻訳のためではないでしょうか?放送・映像翻訳はメディア翻訳とも呼ばれます。
テレビのニュースやドキュメンタリー番組の字幕のほか、映画やビデオの字幕や、日本語吹き替えの原稿の元翻訳を作ったりするのが仕事です。
ニュース字幕の場合は、国際情勢や政治経済の知識が必要となるため、常に新聞やテレビなどから情報収集をすることが不可欠です。
映画などの翻訳では、正しい翻訳はもちろんのこと、登場人物の感情やシチュエーションにふさわしい翻訳をする必要があり、臨機応変さが非常に重要になって来ます。